令和2年度 インターンシップ・進路懇話会の開催報告
電気電子工学コースの2年次学生に対して,「インターンシップ・進路懇話会」を毎年2月頃に開催しています。
この懇話会では,学生の皆さんにとってより良い進路選択ができるように,卒業生・修了生が仕事を通して得た経験から,進路(進学や就職)のアドバイスをお話くださいます。
令和2年度は,この懇話会をオンラインにて2月4日に開催しました。
当コース出身の2名の修了生をお招きし,それぞれ30分程度ご講演くださいました。
その後,大学院博士前期課程の当コース大学院生2名のご講演もいただきました。
当コース教員からは,小原教授(進路指導委員)より令和2年度の就職状況や,齊藤教授(学務委員)よりインターンシップについての説明がありました。
当コース大学院修了生の2名(アルプスアルパイン株式会社に就職の平成28年度修了生と,ファナック株式会社に就職の平成30年度修了生)には,企業における実務での貴重な経験談や,大学院に進学したことのメリットなどについて詳細にお話くださり,2年生の皆さんにとって,とても参考になる内容でした。
また,現役の当コース大学院生の2名から大学院生活の様子や,学部での学業生活との違いなどについて紹介されました。
「インターンシップ・進路懇話会」は「電気電子創生特論」という授業科目の対象でもあり,懇話会に参加した2年次学生の約半数の30名ほどからレポートの提出がありました。
レポートには,「大学院生の先輩のお話で,学部と大学院での研究生活の異なる点がわかりました」などのコメントが多くみられました。
また,修了生のお話から,「大学院での経験が就職後も役に立つことがわかりました」,「このような素晴らしい企業で先輩たちが頑張っていることを知り,自分の将来への考え方も変わりました」などのコメントも多くあり,学生の皆さんが学部卒業後の将来を考える機会となる有意義な進路懇話会でした。
未来のエンジニアを目指している学生の皆さんの将来のビジョンの参考になればと,電気電子工学コースでは「インターンシップ・進路懇話会」を毎年開催しています。
来年度もまた,卒業生の皆さんの素晴らしい経験談に出会えることを楽しみにしています。