ヒト(人間)にとって豊かな生活環境の創出を目指して,人間情報工学と環境電磁工学を柱としてエレクトロニクスの応用に関する研究を行っています。
ヒト(人間)にとって豊かな生活環境の創出を目指して,人間情報工学と環境電磁工学を柱としてエレクトロニクスの応用に関する研究を行っています。
ヒトの活動によって発生する音(音響情報)に着目し,マイクロフォンなどを用いて電気信号として取り込んだ電圧波形を解析する基礎研究と,それから得られた知見を用いたシステムの開発に取り組んでいます。 また,電気信号で検出できる脳波(α波,事象関連電位(ERP)など),心電図,視線の動きなどを計測し,解析・処理することで,それらの中にある特徴(生体情報)を抽出し,得られた結果をヒトの状態や感性の評価などに利用することを研究しています。
電気信号を利用する電気電子機器を複雑な電磁環境の中で共存して作動させるための学問体系を環境電磁工学または電磁環境学(Electromagnetic Compatibility, 通称EMC)といいます。 電磁波を利用した装置,コンピュータなどの高い周波数の信号で動作する機器は,不要な電磁波(ノイズ)を放射する(他の電子機器を妨害する)と同時に他から妨害を受ける可能性があります。 電磁波の発生および信号の伝搬の解析,妨害を受ける側の問題などを研究しています。 EMCに関する検討は,信号計測やシステム開発においても非常に重要です。
【Staff】 田中元志 准教授,高橋圭太 技術職員